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開山堂

県指定文化財

県指定文化財

※内拝不可

浄土寺の開基である俊乗坊重源上人の座像(国重要文化財)を祀るお堂です。
創建についての記録を欠いているが「縁起」によれば、八幡神社拝殿の建てられた
延応元年(1239年)以降のことらしい。
その後明応7年(1498年)に薬師堂とともに炎上し、永正17年(1520年)に上棟されたのが今のお堂です。
方三間、宝形造りの建物で、全面一間通りを吹き放ちの庇とし、組物は隅柱の上にだけ舟肘木をのせた簡素な形式からなり、この形式は鎌倉時代から室町時代によく用いられて手法です。
堂内安置のお厨子もお堂も同時代に造建されたものであろうと言われています。